東京のキャストドリンクが上がりつつある。
別の読み物に書いてあるが、ほんの半年前は東京でもキャストドリンク(スタッフやキャストにこちらが奢ってあげる飲み物)は800円~1000円が相場だった。
しかし、昨今の値上げの波には逆らえず、東京のキャストドリンク相場に変化が起きつつある。
コンカフェ・ガルバに関して、特にその変化は顕著だ。
このページでは現段階(2023/4月時点)のキャストドリンクの相場変化と、システムの変化について話していこうと思う。
コンカフェのキャストドリンク
現時点でコンカフェのキャストドリンクは1000円~3000円と急激な値上がりを見せている。平均値は大体1500円といった所に落ち着くだろうか。
但し、ワンセットでキャストに出す回数は1杯~4杯とその幅に差がある(もちろんキャストドリンクは任意なので、出さなくても良い。但しキャストドリンクを出さなければ、ただのBARやカフェと同じで、一人で飲む事になるのだが)
例えば3杯出すお店で1500円としてワンセットでキャストドリンクの金額は4500円。
こちらが飲み放題3000円だったとしても7500円×TAXで9000円前後の料金がかかる。
安いキャバクラよりもかかってしまう計算だ。
但し、それが悪いというわけでは無い。秋葉原を中心としたコンカフェは、ある種の「観光地価格」という事もあるし、ある程度の金額を出しても会いたいと思うキャストであれば、会いに行けば良い。選択権は常に客の側にある。
ガールズバーのキャストドリンク
ガールズバー(以下ガルバ)のキャストドリンクも徐々に値上がりしつつある。但しこちらは店舗によって金額の差が激しい。下は800円から、上は3000円までと幅広い。平均は1000円~1500円という感じだ。元々1000円が平均値だった事を考えると、やはり500円程は上がっていると考えて良い。
コンカフェと決定的に違うのは、ワンセットで出すドリンクの回数だ。
ドリンクを出さなければキャストが居なくなる…という事はほぼない。出すドリンクの回数も1杯~2杯と、まあまあ良心的な形だ。
コンセプトが無くても良い、趣味の話が誰かと話が出来れば良い等、拘りが無い人であれば、ガルバの方が財布が軽くならずに済むし、回数も行きやすい。
但し、ガルバにはガルバのルールがある。ここでは詳しく話さないが、結果支払う金額がワンセット6000円以上になることは普通にある。メニュー表を見て、キャストに話を聞いて、なるほど、と思う事もあるだろう。なのでそこは頭に入れておいてほしい。
キャストドリンクがいくらであっても。
2023/4月時点での、東京のキャスト(スタッフ)ドリンク金額は上記のような感じだ。昨今のあらゆる物の値上がりで、キャストドリンクもついに上がったか…という感想だ。
ただ、色々な物が値上がりしている中、仕方ない事と言えるだろう。
キャストドリンクがいくら上がっても、会いたい人が居れば会いに行けば良いし、そこまでして…と思うならば別の新たな場所を探しに行けばよい。上にも書いたが選択権は常に客の側にある。だから当然お店の中では紳士的に、そして納得いかなければ黙って場所を変える。
それでよいのだ。